福士加代子選手の発言は,今の日本人の許容範囲内か?
リオ・オリンピック 女子マラソン代表の福士加代子選手について。
もともとこれまでの経緯(長距離からフルマラソンへの転向,過去の選考レースでの行動)を含めても少し・・・,
いや,大分苦手な部類に入るキャラクターです。
それは置いて。マラソン完走後,少し間をおいてインタビューに対応していました(これは良いことと思います)。その第一声。
「金メダル捕れなかった~」
は?
え,あなた・・・。
タメ口?
この順位で,メダル捕れる捕れないというの言っていいと思ってんの?(私はメダル至上主義者ではありません。悪しからず。)
あ,タメ口でのインタビューまだ続いてる・・・?
と,素で動きが止まりました。
この方は,2016年大阪女子で優勝した際にも,
「リオ確定だべ~!」
代表の任命権は連盟にあるはずなのに,選考基準規定がありかつそれに到達したからと言って,勝手に自分で自分を任命したらだめですよ。
福士選手は,そのキャラクターが際立っているため好意をもって迎えられている場面もあるでしょう。しかし,その反面,ネットではその発言にいちいち目くじらを立てている人もいます。(今日の私はそれに該当するのでしょう)
どのような発言が正解かというのは下に紹介しているblogをご覧ください。ちなみに,主様は,福士選手を肯定的に捉えていらっしゃいます。模範発言は皮肉的に書いていらっしゃいます。
リオ五輪女子マラソン、福士選手の「金メダル獲れなかった~」に対する日本人の非難に失望 - ジェイ・ステーション
発言はさておきマラソンの戦略はどうだったでしょうか。これはもう失敗と呼ばざるを得ないようです。一応,日本人3選手ともです。
戦略ミスをして,完走したからってガッツポーズ。試合前にメダルを目指すと発言していた人がとる行動ではないですね。認識が甘い。
彼女のほかにも出たかった選手はたくさんいたと思います。それなのに,インタビューのさい,笑顔でネガティブ発言。
ここらへんが今の日本人と感覚が違うと思います。しかも,視野の狭い日本人の許容範囲を超えてイラッとさせてしまうのでしょう。
まぁ,もうオリンピックは目指さないでしょう。
どうかすると,解説の仕事は来るかもしれませんね。
でも,解説でイラッとはしたくないので,視聴者の心に届ける発言を勉強して解説者として出てきてほしいです。